レンズ補正ツール Pro

レンズ補正 / LCC / ジェネリックレンズプロファイル / ビネット

[レンズ補正] ツールタブは、レンズ歪みに関係する多数の一般的な好ましくない問題に対処するために使用します。(RAW ファイルのみ互換性あり).

はじめに

 [レンズ] ツールタブ には次の3つのデフォルトツールがあります:レンズ補正 LCC ビネット

[レンズ補正] ツールには、大手レンズメーカーのほとんどのレンズで使用できるように事前に補正されています。補正には、歪み、 色収差、シャープさおよび 光量落ちが含まれています。

[レンズ補正ツール]の汎用または汎用ピンクッション歪みプロファイルは、どれでも単純な球面レンズ関連問題に対処します。しかし、複雑な歪みは、特定のプリセットプロファイルでのみ完全に補正できます。可能であれば、レンズタイプは プロファイル メニュで自動的に選択されます。最も適したレンズ補正プロファイルの選択はお薦めレンズの見出しで閲覧できます。または、利用可能なリストからレンズ補正プロファイルを手動で選択することもできます。

特定のレンズモデルが[レンズ補正]ツールでサポートされていない場合は、 LCCプロファイル(レンズキャストキャリブレーション)を作成します。 ビネットは、画像のエッジまたは角を暗くしたり明るくしたりするのに使えます。

Video: Lens correction

Learn about lens correction in this video tutorial. (Click on the image to the right). In Capture One Pro 7, your images are automatically adjusted for lens failings using bespoke profiles for popular medium format and DSLR lenses. Fix classic optical issues like distortion, light falloff and chromatic abberation quickly and easily.

レンズプロファイルを適用

  1. [レンズ] ツールタブを開いて、[レンズ補正] ツールタブを選択します。
  2. ブラウザから画像を選択して、プロファイルドロップダウンメニュから特定レンズを選択します。最も適したレンズ補正プロファイルの選択はお薦めレンズの見出しで閲覧できます。または、利用可能なリストから選択することもできます。
  3. レンズを選択したら、色収差 とパープルフリンジボックスにチェックマークを入れ、レンズ効果を削除します。色収差チェックボックスの横の[分析]*を選択し、その画像により合った補正を行います。

*選択されたレンズは、色収差を自動的に分析します。  

汎用レンズプロファイルを適用

  1. [レンズ] ツールタブを開いて、[レンズ補正] ツールタブを選択します。 
  2. ブラウザから画像を選択して、プロファイルドロップダウンメニュから汎用レンズオプションを選択します。ツールの全てのスライダがリセットされます(汎用レンズにはデフォルト設定はありません)。
  3. オプションボックスにチェックマークを入れ、希望の設定にスライダを調整します。( LCCのプロファイルを用いるとよい適切な補正が行えます )。

レンズ補正: 動き

  1. 動きが適用されたレンズやカメラシステムを使用している場合、[レンズ補正]ツールの[動き]タブを開きます。
  2. 焦点距離と絞り値を検出することができる場合は、値が自動的に対応するフィールドに表示されます。そうでない場合、情報を手動で入力します。
  3. x軸とy軸のシフトデータを入力します。シフトパラメータの変更は、特定の歪や光量落ち補正にプラスの利点を持たせます。

LCCのテスト撮影

特定のレンズモデルが[レンズ補正]ツールでサポートされていない場合は、 LCCプロファイル(レンズキャストキャリブレーション)を作成します。

LCC(レンズキャストキャリブレーションプレート)を写真撮影して、最新のLCCプロファイルのテスト撮影を作成します。正確なプロファイルおよび最適な補正を得るには、LCCテスト撮影を意図する補正画像と同じ同じレンズおよびシャッター設定で作成するべきです。カメラのチルトおよびシフト調整も、最高の結果を出すために一致させる必要があります。

また、以前にキャプチャしたLCC画像のライブラリがある場合は、類似したLCCテスト撮影を使用します(Phase Oneでは、レンズ補正でこの汎用アプローチを使用してダスト除去チェックボックスを選択することはお勧めしません)。

Video: LCC tool

Learn about the LCC tool in this video tutorial. (Click on the image to the right). Handling LCC profiles with Capture One Pro 7 is easier with the new specific LCC Tool. You can create LCC profiles for several images at once, and apply them to more images at a time.

PCCプロファイルの作成および適用

  1. ブラウザからLCC画像をインポート・選択します。(すなわち、白いキャストキャリブレーション板でキャプチャされた画像です)
  2. [レンズ] ツールタブを開きます。[レンズ補正] ツールを選択し、[LCCを作成] ボタンを押します。
  3. 広角レンズを使用し動きを追うテクニカルカメラを使用している場合、[動きのある被写体を広角レンズで撮る]ボックスにチェックマークを入れます。
  4. [ダスト除去情報を含める]にチェックを入れ、マップを作成し、自動的にダストを除去します。
  5. 作成を押します。
  6. Capture Oneが画像を分析して、LCCプロファイルを作成します。(完了したら、カラーキャストチェックボックスが選択されます。画像全体の色の違いがこれで均一になるはずです)。
  7. サムネールにはLCCラベルが付けられ、キャプチャをトラッキングするのに役立ちます。
  8. LCCを(同じカメラでキャプチャされた)1つまたは複数の画像に適用するには、
    ブラウザの サムネールで選択し、右クリックで[LCCを適用]を選択します。

ヒント:ブラウザの サムネール上で右クリックし、[LCCを作成する]を選択します。

LCCをプリセットとして保存

  1. LCCツール上部の[プリセットの管理] アイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンメニュからユーザプリセットを保存を選択します。
  3. ダイアログボックスが開きます。名前を付けてプリセットを保存します。

LCCのインポート

Capture One 6 のLCCライブラリはバージョン7のプリセットにインポートして変換することができます。

  1. [レンズ] ツールタブを開いて、[LLC] ツールを選択します。
  2. [操作メニュ]アイコンをクリックし、[Capture One 6.からLCCライブラリのインポート]を選択します。
  3. ダイアログボックスが開きます。OKを押します。

LCC オプション

  1. [レンズ] ツールタブを開いて、[LLC] ツールを選択します。
  2. [操作メニュ]アイコンをクリックし、 [LCCオプションの適用] を選択します。
  3. [均等照明] オプションにチェックマークを入れ、希望に応じてスライダを調整します。
  4. OKを押します。LCCを適用する際に、この新しい均等照明設定がこれまでの設定に優先します。

ビネット

ビネットは、画像のエッジまたは角を暗くしたり明るくしたりする制御された露出調整です。EV値を追加すると、エッジおよびコーナーが明るくなります。またEV値を減少させると暗くなります。

  1. [レンズ] ツールタブを開いて、[ビネット] ツールを選択します。
  2. ブラウザから画像を選択して、メソッドドロップダウンメニュから希望のオプションを選択します。
  3. [量] スライダを右に調整し画像の四隅明るくしたり、左に調整し暗くしたりします。  

注:ビネットは、セピアおよび青色トーンのスタイルを含めて、画像に適用するどの色調でも影響を受けます。

詳細

ワークフローのヒント:

  • LCCを含む一連の画像を選択することにより、複数のLCCに一括適用します。複数のLCCを一括分析することもできます。
  • 複数のLCCがある場合、Capture One はLCCがLCCの後または前の画像に適用すべきかを決定します。
  • あなたがカメラマンで、各フレームにLCCを作成する場合は、適用前にLCCをライブラリに追加する必要はもうありません。

LCCのキャリブレーション機能を使ってCapture One 6で美しいHDRを作成する方法を含めた詳細な情報等専門家のアドバイスを閲覧するには、[ヒントとチュートリアル]セクションにアクセスしてください 。同セクションには、ビネットに関する情報や、レンズツールを使って芸術作品の複製のために均一照明を行う方法や、色収差を行うプリセットの作成方法に関するチュートリアルもあります。 (Capture One 6)

光量低下

光量低下は、画像の露出がフレームの角よりも中央で多いために発生します。レンズから背面までの距離は中心よりもエッジの方が長いために、光が斜めの角度でレンズを通ることがあります。この影響は、絞りを大きく開いて使用した、広角レンズで最もよく現れます。レンズのプロファイルがある場合は、100%に量を設定すると、フラットで均一なイメージが得られます。こうしない場合は、汎用プロファイルを使用して、手動で必要な量を慎重に設定します。

色収差とパープルフリンジ

色収差(CA)は、背景にフォーカスしていないことがある、レンズの中で異なる波長の光が異なる経路を取るために発生します。ほとんどの光が複数の波長の混合であるために、レンズはさまざまに色にフォーカスし、高コントラスト部分のエッジで色のフリンジを作ります。

CAが色のシフトから起こるために、暗い背景上の白色または明るい色ではどちらか一方に色が付きます。この誤差は最も一般的に、赤/シアンおよび青/黄色で起こりますが、他の組み合わせも起こりえます。より目立たない組み合わせの1つは緑/紫ですが、これは、パープルフリンジと混同すべきではありません。

真鍮、クロームなどの金属製品は、極端なコントラストを起こすことが多く、パープルフリンジを起こすことがあります。パープルフリンジ(PF)は、色収差のように、異なる波長の光に対してレンズが異なる反応を起こすために発生する現象です。色収差と異なり、パープルフリンジは通常異なる色のフリンジがありません。PFは、金属製品や明るい空を背景にした木の枝など、非常にコントラストの高い部分のエッジで起こることがほとんどです。

パープルフリンジは、色収差も起こるイメージで見られることが多いものです。広角レンズにはこの現象が現れることが多いものです。

ソフトコーナーに使用するシャープさ低下

ソフトコーナーは、多くの理由で発生することがありますが、一般に広角レンズを使用したときに発生します。ソフトコーナーは希望されるレトロフォーカス効果として見られます。しかし、これが望ましくない場合は、Capture Oneは鮮明度の低下ツールでこの影響を修正できます。この問題(発生している場合)を完全に解決するには、レンズプロファイルを100%に設定します。こうしない場合は、適切な設定を得るために試験を行います。